433メガアクティブタグ解禁
本日の日本経済新聞の記事に、433メガ帯のアクテイブタグが、総務省の技術適合認定を取得して、この夏から、本格的に物流施設に設置を始めると11ページの紙面に出ていた。この日経の記事によれば、アクテイブタグは、電池内蔵で、通信距離が長く、数十メートルから100メートル程度の長く、離れた場所からでもICタグに収録したデータを読み取れるそうだ。
新聞記事と、日経ネットの記事と、多少、異なるが、三井物産の発表でも、この規格の国際標準化を狙いたいとか。433メガのアクテイブICタグについては、ハム人口の多い430メガ帯の中心部で、433.05から434.79メガにわたってコンテナーヤードとか、コンテナートラック間のデータ取得用ほかに使うと言うもの。PLCに次いで、アマチュア無線でも多数の固定局、モービル用途等に重宝されているUHFで、ここでも、利益優先の大企業と、関係する主管庁に、風穴を明けられた感がある。RFIDは、一次業務ではないとは言うものの、国際物流の為という、国策の大義名分を掲げて、、この周波数は、アマチュアはご遠慮願いたいと言ってくるのは、目に見えている。というのは、平成17年7月のJARLのRFIDとハム局間の干渉実験で、100メートルどころか、数キロ離れていてアンテナを向けていなくても、ハムの無線機にS6程度の干渉が実証されている。430メガのビームアンテナをコンテナーヤードに直接向ければ、アクテイブタグの機能が損なわれることは、歴然としている。干渉実験に基き、役所に対して、JARLがどう報告したのか、反対意見をだしたのかどうか、今に至るも、我々披験局には何の説明も無い。
当局と、干渉実験の際、アメリカSAVI社製のアクティブタグが取り付けられた日本郵船のコンテナーヤード(写真)との距離は、7-800メートルしかない。RFIDの読み取り精度も完璧ではないらしいし、無法局からのQRMの問題もあるし、RFIDも、PLCと同様、アマチュア無線家の反対を押さえながら、未完成の技術を標準化する値打ちがあるのだろうか?
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